御朱印には何が書かれているの?ー神社編ー
中央の文字には「神社名」、朱印は祀られている神様に由来する紋が押されています。
神社で頂ける御朱印は、お寺と比べるととてもシンプルです。
中央
神社の名前が大きく墨書されているのが一般的です。字体もお寺と比べて、読みやすい楷書体や草書体で書かれているのが多いです。
右上
「参拝」とかかれお寺と同じ「つつしんで参拝します」の意味
左側
参拝した日付を入れるのが一般的。
朱印
中央に一つ、或いは二つというのがよく見るパターンです。一つは神社の名前の印。もう一つは社紋といい、その神社に祀られている神様に由来する紋の押し印です。
代表的なものに、菊紋、三つ巴紋、梅紋、稲紋などがあります。
例
明治神宮の御朱印を見ていきましょう。
①中央:神社名「明治神宮」と書かれています。神社名が中央に墨書されるのが多く、字体も至ってシンプルで読みやすいです。
②右上:「参拝」と書かれ、「つつしんで拝むこと」との意味です。神社とお寺両方の御朱印でも右上に書かれます。
③左側:参拝した日付。神社では左側に書かれることがほとんどです。
④神社の押印:神社の名前が刻まれた押印。四角形や丸形などさまざまです。墨書と重ね、中央に押されるのが一般的です。
⑤社紋の押印:神社に祀られている神様に由来する紋印。御朱印の中央や上部に押されるのがほとんどです。明治神宮は菊紋と桐紋の二つを使っています。
⑥その他の押印:神社の特色に関連する印が押されることもあります。皇紀とは、神武天皇即位の年を元年と定めた紀元です。